
ZEISS Axiocam 203 mono
蛍光ドキュメンテーション用の300万画素のスタンドアローン顕微鏡カメラ
ZEISS Axiocam 203 monoは、蛍光顕微鏡のルーチンタスクに特化した300万画素のモノクロカメラです。CMOSセンサーを搭載しており、カメラはPCなしでも単独で動作可能。簡単にモノクロ画像を取得できます。


3つの操作モードから選択可能
スタンドアローンモード:PC不要で顕微鏡画像を取得できます。カメラが自動的に明るさやホワイトバランスを調整し、シャープニング、ノイズ除去およびHDRなどのライブ画像エンハンス機能も搭載しています。
また、Axiocam 203 monoをUSB、ネットワーク、Wi-Fiを通じてZEISS Labscopeイメージングソフトウェアと接続すれば、さらに便利で多機能な操作が可能です。
さらに、カメラをZENソフトウェアに接続することで、画像取得や詳細な解析・処理も行えます。


ZEISS Axiocam 203 monoの推奨用途
- 明るい蛍光試料を用いた実験
- ドキュメンテーション
- 教育現場/講義
- 生細胞・固定細胞を用いた蛍光イメージングアプリケーション
- 蛍光細胞培養のドキュメンテーション
- 細胞ラボでのルーチンワーク
キャプション:FluoCells、40x


ZEISS Axiocam 203 monoの相対分光感度
ZEISS Axiocam 203 monoの相対分光感度
Axiocam 203 monoの特長
- 300万画素のCMOSセンサーチップを搭載し、センサー対角は9.2 mm(フルセンサー)、画素数は3.7 μmと大きく、高感度な蛍光ドキュメンテーションに使用可能
- 12ビットまたは8ビットのデジタル化を選択可能
- スタンドアローンモードでは、画像をUSBフラッシュドライブに直接保存、またはUSB接続やWi-Fiを介してネットワークに保存可能
- Axiolab 5、Axioscope 5、またはAxioscope 7の鏡基と組み合わせることで、ワンタッチでマルチチャンネル蛍光画像を取得可能
- 自動露光、ホワイトバランス、ゲイン調整機能により、蛍光画像のイメージングが容易に
- HDMIケーブルでモニターに接続し、スタンドアローンモードで最大30fpsのフルHDイメージングが可能
よくあるご質問
-
ZEISS Axiocam 203 monoおよびAxiocam 212 colorは、ZEISS Labscope 4.4以降でサポートされています。ポータルサイトまたはアプリストアからソフトウェアを無料でダウンロードできます。
-
スタンドアローンモードでは、OSDを使用してライブ画像内で測定を行うことができます。追加のハードウェアやソフトウェアは必要ありません。
-
ホワイトバランスなどの自動機能は、USB、イーサネット、Wi-Fi、HDMI経由で使用できます。
-
ZEISS Axiocam 203 monoおよびAxiocam 212 colorは、外部電力供給を使用して給電されます。
-
はい、TWAINプラグインが利用できます。
-
はい、ZEISS LabscopeまたはZENでカメラを制御しながら、HDMIモニターに画像を同時に表示できます。ただし、ZENまたはLabscopeでカメラを制御している間は、OSDによる制御はできません。
-
Axiocam 203 monoおよび212 colorはWi-Fiカメラではありません。ただし、ZEISSのWi-Fiアダプター(5 GHz / 2.4 GHz)を別途購入してネットワークに接続できます。
-
センサーの対角はフルセンサーで9.3 mm、低解像モード時で8.2 mmです。顕微鏡には0.5倍のCマウントアダプターをお勧めします。0.5倍のアダプターを使用した場合、フルセンサー撮影で対角約18.6 mm幅のイメージの大型画像、低解像モード時で対角約16.4 mmの幅の画像を取得可能です。必要に応じてシェーディング補正機能を使用することで、ケラレのない画像を得ることができます。