カメラ
ZEISS Axiocam 712 mono
1,200万画素の大視野に対応する高速・高分解能イメージング用顕微鏡カメラ
このカメラは、最高レベルの感度を必要とするアプリケーションで最低限のノイズと高い量子効率を実現します。大型センサーと小さく高感度なピクセルの組み合わせにより、Axiocam 712 monoは非常に柔軟なカメラとなり、非常に多岐にわたるアプリケーションに対応します。アクティブ冷却型CMOSセンサーを採用し、読み出しノイズが少なく、長時間の安定した動作が可能になります。露光時間は、最もダイナミックな試料には100 μsから、最も暗い信号を検出するには60 sまで設定可能です。
Axiocam 712 monoは、フル画素で20コマ/秒以上、縮小画素で100コマ/秒以上を捉えます。ピーク量子効率72%以上、広範な検出スペクトル、高い近赤外感度など、優れた特長を備えています。このため、広い試料領域や動的な試料のイメージングから、ダメージを受けやすい蛍光試料の高感度顕微鏡観察まで、モノクロイメージングアプリケーション向けのオールインワンツールになります。
ZEISS Axiocam 712 monoの推奨用途
- 高分解能蛍光顕微鏡
- 広域イメージング
- 研究
- ライブセルイメージング
- マクロイメージング
Axiocam 712 monoの特長
- 1200万画素の冷却型グローバルシャッターCMOSセンサー
- 広い実視野をカバーする大型センサー
- 350~1000 nmの幅広いスペクトル感度
- 1200万画素の分解能で毎秒20フレームを実現
- ライブ画像モードでは実視野全体で毎秒30フレームを達成
- 低い読み出しノイズとアナログ信号増幅
- 低照度イメージングを可能にする独自のノイズ抑制技術
- ハイダイナミックレンジ(HDR)モードによる1:25,000のダイナミックレンジ
- 3.45 μmの小さな画素での高分解能イメージング
- ハードウェアトリガー機能
アプリケーション例
固定マウス網膜切片
固定マウス網膜切片
ZEISS Apotome 2で取得。試料ご提供:S. Nan and P. Heiduschka, Department of Ophthalmology, University Medical Center Münster, Germany
極性CACO-2細胞
極性CACO-2細胞
フィルター上で2週間培養。試料ご提供:C.Hartmann and K. Ebnet, Center for Molecular Biology of Inflammation, Institute of Medical Biochemistry, WWU Münster, Germany