カメラ
ZEISS Axiocam 820 color
2000万画素の大視野に対応するトゥルーカラーイメージング用高感度顕微鏡カメラ
ZEISS Axiocam 820 colorは、高いセンサー分解能、色精度および大型センサーを組み合わせた、最もイメージングが難しい試料向けの2000万画素カラーカメラです。毎秒30フレームのライブ画像をPCで操作することで、接眼レンズを通して見るのとほぼ同じようにスムーズに観察することができます。極小画素により、高速、大視野のイメージングでも分解能を損なうことなく低倍率の使用を可能にします。さらに、17.5 mmの大型正方形センサーを搭載し、大きな領域のスキャンがかつてないほど高速化されました。このため、Axiocam 820 colorは細胞学、病理学、材料科学およびライフサイエンスアプリケーションにおける要件の厳しいカラーイメージングに最適です。
ZEISS Axiocam 820 colorの推奨用途
- ライフサイエンス、材料科学およびジオサイエンスにおける最も要件の厳しいカラーイメージング
- 特大視野と高品質カラーを備えた高速・高分解能のライブ画像を使った多人数での観察
- 試料領域が大きい、病理学試料、細胞学試料および材料試料のイメージング
- 高速タイルスキャンアプリケーション
- 幅広いレンジの輝度と露光時間
Axiocam 820 colorの特長
- 対角17.5 mmの2000万画素正方形CMOSセンサー
- 毎秒28枚のフル解像度カラー画像
- どの倍率でも細部にわたって解像可能な極小2.74ミクロン画素
- 高品質のノイズ抑制技術
- 高速クアッドポート読み出しとグローバルシャッターアーキテクチャにより、歪みのない画像を取得
- クラス最高の演色性
- カラーおよびモノクロのイメージングモード
- ライブ画像モードでは毎秒30フレーム
- センサーのアクティブな熱安定化により、きわめて再現性の高い画質を実現
- 堅牢で高速、使いやすいデュアルUSB 3.0接続
- ハイダイナミックレンジ(HDR)モードによる1:25,000のダイナミックレンジ
- ハードウェアトリガー機能
アプリケーション例
マウスの小腸杯細胞 中性(赤)および酸性(青)の粘液染色、20x/0.5対物レンズでイメージング。
マウスの小腸杯細胞
中性(赤)および酸性(青)の粘液染色、20x/0.5対物レンズでイメージング。
試料ご提供:A. Feuchtinger, Helmholtz Zentrum München, Germany
ヒト癌組織
ヒト癌組織
炭粉沈着、ヒト癌組織(赤)の焦点領域内に炭素色素の沈着物(黒)が見られる。
試料ご提供:A. Feuchtinger, Helmholtz Zentrum München, Germany