カメラ
ZEISS Axiocam 820 mono
2000万画素の大視野に対応した蛍光イメージング用高感度顕微鏡カメラ
2000万画素のAxiocam 820 monoカメラには、ピーク量子効率86%、対角17.5 mmの大型裏面照射型CMOSセンサーが搭載されています。低い読み出しノイズとの相乗効果で、生体試料や固定試料における微弱な蛍光シグナルのイメージングにも対応可能です。正方形センサーが顕微鏡の光学視野を効率よく利用し、細部をより確実に捉えます。さらに、デュアルUSB 3.0インターフェースにより、標準インターフェースの堅牢性はそのままで、超高速の画像取得が可能になりました。Axiocam 820 monoカメラは高性能で柔軟性に優れており、ライフサイエンス研究における最もイメージングが困難な試料に最適です。
ZEISS Axiocam 820 monoの推奨用途
- ライフサイエンスにおける最も要件の厳しい蛍光イメージング用途
- 暗い蛍光シグナルの良好なSNRでのイメージング
- 高速タイルスキャンアプリケーション
- ライブセルイメージングにおける動的な現象の観察
- アプリケーションに応じた柔軟な設定が可能
Axiocam 820 monoの特長
- 対角17.5 mmの2000万画素裏面照射型正方形CMOSセンサー
- 毎秒28枚のフル解像度画像
- ライブ画像モードでは毎秒30フレーム
- どの倍率でも細部にわたって解像可能な極小2.74ミクロン画素
- 裏面照射型センサーアーキテクチャにより86%の高QEを実現
- 高品質のノイズ抑制技術により、低照度イメージングに適した1.3 e-の低読み出しノイズを実現
- 350 nm~1000 nmの幅広いスペクトル感度
- 高速読み出しとグローバルシャッターアーキテクチャにより、歪みのない画像を取得
- センサーのアクティブな熱安定化により、きわめて再現性の高い画質を実現
- 堅牢で高速、使いやすいデュアルUSB 3.0接続
- ハードウェアトリガー機能
アプリケーション例
マウス膵臓組織
マウス膵臓組織
膵島上の染色したDNA(青)、インスリン(緑)およびグルカゴン(赤)。
試料ご提供:A. Feuchtinger, Helmholtz Zentrum München, Germany
腫瘍転移のあるマウス肺組織
腫瘍転移のあるマウス肺組織
腫瘍細胞(RFP)、マクロファージ(siglecH-GFP)、T細胞(Ly6-G647)およびDNA(DAPI)、4%のPFAで固定し染色。
試料ご提供:H. Ishikawa-Ankerhold, Walter-Brendel-Zentrum für Experimentelle Medizin München, Germany