ZEISS arivis Cloud
AI画像解析モデルのクラウド学習ソリューション
ZEISS arivis Cloudは、画像解析のためのAIモデルのトレーニングを研究者にとってより身近なものにします。このプラットフォームは、初心者ユーザーと専門家の両方に直感的なインターフェースを提供しつつ、信頼性と再現性の高い結果を得るための深層学習モデルのトレーニングのすべてのステップをカバーしています。トレーニング済みモデルは、クラウド上で直接画像セグメンテーションに使用できるほか、さらなる解析のためZEISSソフトウェアエコシステムに統合することもできます。
シームレスな統合
ZEISSソフトウェアエコシステムのどこでもAIモデルを使用可能
手動の画像処理で貴重な時間を無駄にしていませんか?あるいは、一貫性のない結果につながる複雑な多次元画像に苦労していませんか?深層学習を活用し、従来の方法では自動化できなかった画像解析パイプラインの困難なステップ(手動セグメンテーションや簡易的な機械学習アルゴリズムなど)を自動化しましょう。
ZEISS arivis Cloudの使いやすいインターフェースにより、画像セグメンテーションのための独自の深層学習モデルを、コーディングなしで簡単にトレーニングすることができます。画像解析の専門家に頼らなくても、ラボの誰もがすぐにAIモデルをトレーニングできます。モデルはエクスポート可能で、ZEN、ZEN core、ZEISS arivis ProなどのZEISSソフトウェア製品の自動画像解析パイプラインに簡単に統合できます。
ZEISS arivis Cloudを使えば計算リソースを最大限に活用できるほか、共有機能を使用して、チーム/組織全体で関心領域のアノテーション付けや解析結果のレビューをシームレスかつ共同で行うことができます。
ZEISS arivis Cloudの説明
データ中心のアプローチでAIモデルのトレーニングが容易に
部分的アノテーションを活用
ZEISS arivis Cloudを使用したAIモデルのトレーニングに必要なのは、アノテーション付け、トレーニング、必要に応じた微調整の3つの簡単なステップのみです。AIモデルを軌道に乗せるのに十分なオブジェクトだけにアノテーションを追加すればよく、時間を大幅に節約できます。また、背景を簡単に指定でき、そこから関心領域は自動的に除外処理されます。あとはZEISSの高度なアルゴリズムにお任せください。ZEISS arivis Cloudにより、画像解析のためのAIがかつてないほど身近なものになります。
キャプション:電子顕微鏡画像におけるオルガネラのアノテーション。
2タイプの画像のセグメンテーション
分析タスクに合ったAIモデルを使用
画像解析のためのセグメンテーション精度がAIによって向上したことで、従来のセグメンテーション手法では実現できなかった、多様なダウンストリームアプリケーションの扉が開きます。AIが分析のカスタマイズ性能を最前線まで引き上げます。
ZEISS arivis Cloudは、セマンティック(ピクセルベース)セグメンテーションと、インスタンス(オブジェクトベース)セグメンテーションという2つのタイプのセグメンテーションモデルを提供します。AIモデルのトレーニング開始時に、タスクに適したセグメンテーションモデルのタイプを選択できます。
- セマンティック(ピクセルベース)セグメンテーションモデルで、関心構造物に覆われた領域を識別
- インスタンス(オブジェクトベース)セグメンテーションモデルで、オブジェクトが接触していても、個別に識別して輪郭を描画
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